「美と健康」がテーマのカフェ「enpuku(エンプク)」(佐賀市呉服元町)がオープンして、12月12日で3カ月がたつ。
店主の黒川美香子さんは、美容関連のサービスを総合的に提供する「トータルビューティーサロン」に勤務した後、約10年前に独立。有田町にサロンを開き、美容や健康のカウンセリング、エステ、美や健康、食などをテーマにした女性向け講座「女性塾」を運営してきた。
今回、米をおいしく食べてもらい、食材を生かした料理を通じて心休まる場を提供したいと、佐賀市内に移りカフェを開いた。出店に際して、市内の古民家など多くの物件を当たったが、佐賀中心街への出店支援を行うNPO法人「まちづくり機構ユマニテさが」が主催する空き店舗見学会に参加し、今回の物件と出合った。店名は「縁ありて福となる」から「エンプク」と付け、9月12日にオープンした。席数は20席。
ランチタイム(12時~14時)には、玄米「蒼の元米」を使った「おいしいお米ランチ」(1,430円)や「グルテンフリーの米粉パンに合うこだわりカレーランチ」(1.210円)を提供。カフェタイム(14時~18時)にはコーヒーやティー(以上550円)も用意する。「女性塾」も引き続き開いている。
黒川さんは「佐賀市内に移ったことで、これまで福岡や大阪など遠方から来てもらっていた人にアクセスしてもらいやすくなったし、静かな場所で気に入っている。今後、カフェメニューや皆さんに興味を持ってもらえる『女性塾』のコンテンツも充実させて、自分自身も勉強していきたい」と意欲を見せる。
営業時間は12時~18時。月曜・火曜定休。