佐賀市在住のにしくぼまさよさんが5月29日、気球の形をしたマグネットタイプのステッカー「うちのおじいちゃんのお墨付き 交通安全マーク」の販売を始めた。
にしくぼさんは、義父(=おじいちゃん)に「高齢運転者標識」を付けてもらいたいと思いながらも強制はできないことから、楽しく交通安全を意識できるものを作ろうと、デザイナーの副島良太さんに協力してもらいステッカーを制作。「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の運営にも関わるにしくぼさんのアイデアで、気球のデザインにクローバー型の「高齢運転者標識」でも使う黄緑色と緑色、黄色とオレンジ色を縦に配色して仕上げたステッカーを「おじいちゃん」に提案したところ、喜んでもらったことから、欲しい人に分けたいと商品化した。サイズは、縦139ミリ、横108ミリ、厚さ0.8ミリ。
にしくぼさんは「このステッカーは、道路交通法の規則に適合されるものではないが、子どもの送り迎えしてくれる『おじいちゃん』に日頃の感謝と交通安全の願いを込めて作った。佐賀のバルーンに関わる中で知った、気球が安全に着陸する『ソフトランディング』というメッセージを気球に乗り込むバスケット部分に入れた。SNSで紹介したところ反応が良く、このステッカーきっかけに、家族や大切な人の安全を願う気持ちが少しでも広がれば」と話す。
価格は1,000円。購入申し込みはフォームで受け付ける。