佐賀の名産などをアクリルスタンドだけで表現したフォトスポット「さが推しミュージアム」の常設展示が3月29日、佐賀空港旅客ターミナルビル2階イベントスペースで始まった。
「さが推しミュージアム」で佐賀の名産や推し文字などを76個のアクスタにした
空港2階物販エリア「マーケットモール」で県産品を販売する「sagair(サガエアー)」を運営する「さが県産品流通デザイン公社」が設置した。同公社は2021年4月の「sagair」オープン以降、隣接するイベントスペースを使い、イチゴやシャインマスカット、スイートコーンなどの県産品や玄海灘の鮮魚などの販売会を7回開催してきた。しかし、常設で楽しんでもらえるコンテンツがなかったことから、今回、クリエーターのアフロマンスさんが代表を務める「Afro&Co.(アフロ・アンド・コー)」(東京都渋谷区)に企画を依頼し、推し活で使われるアクリルスタンドを使い、県産品などを表現した作品を制作した。
展示作品は、「ワラスボの叫び」「佐賀酒を注ぐ女」「佐賀を駆けるサガバルト・サガレオン」「散歩、バルーンフェスタに来た女」「有田焼とひまわり」「七ツ釜巨大イカ伝説」「超獣ガタリンピック」「記憶の蓮根(れんこん)」の8点。併せて、撮影に使ってもらえるようにと、佐賀の名産、佐賀出身の書家・江島史織さんが書いた推し文字や、佐賀推しクリエーターとして、アフロマンスさんやライターのヨッピーさんなどをアクスタ(アクリルスタンド)にしたもの76個を用意する。
同公社の楢崎政彦さんは「推し文字アクスタの反響が予想以上に多く、『欲しい』という要望も多かったことから、当初、予定していなかったアクスタのプレゼント企画も計画している。SNSで欲しい文字を聞いたところ、300を越えるリクエストがあり、選定を進めているので、楽しみにしてほしい」と話す。
ターミナルビルの開館時間は5時20分~22時。観覧無料。