NHK佐賀放送局から2月25日(24日深夜)に生放送された「今夜も生でさだまさし まさか佐賀からさがまさし」の番組内背景で使われた、吉野ヶ里歴史公園と熱気球を描いたホワイトボードが現在、同局1階「ハートプラザ」で展示されている。
「今夜も生でさだまさし まさか佐賀からさがまさし」放送中の様子
さだまさしさんをメインパーソナリティーに、視聴者から寄せられた質問や悩み、ちょっといい話や自慢話を、構成作家の井上知幸さんや音響効果の住吉昇さんとラジオのDJスタイルで掛け合いしながら展開するトーク番組。全国の放送局などに出張することも多く、佐賀からは2011(平成23)年5月にNHK佐賀放送局(移転前の旧放送会館)から、2016(平成28)年4月に有田町役場から放送。今回、7年ぶり3回目の放送となる。
当日は、抽選で選ばれた約20人がスタジオ観覧。放送会館玄関からのオープニングに登場するさださんらを一目見ようと、番組ファンらも駆けつけた。番組では長崎出身のさださんが隣県・佐賀にまつわる葉書や話題を多く紹介。佐賀放送局の保田一成アナウンサーや広報担当の木村美友さんによる佐賀をアピールするコーナーに加え、昨年、結成50周年を迎えたフォークデュオ「グレープ」のメンバー・吉田政美さんが登場し、さださんと「天人菊(ガイラルディア)」を披露した。
番組では「画伯」と呼ばれる美術担当の小針明さんが、ご当地に合わせてホワイトボードにマーカーで絵を描いており、描写の細かさなど、毎回番組でも話題になっている。今回、小針さんが吉野ヶ里歴史公園と熱気球を描いたホワイトボードをさださんの後方に置き、番組に花を添えた。生放送終了後、「消してしまうのはもったいない」と、当面の間、ハートプラザで展示することに決めたという。
ハートプラザの開館時間は平日9時30分~17時。当日の番組は、3月4日1時55分まで「NHKプラス」で見逃し配信している。