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佐賀・古湯温泉にドレッシング工房「うさぎのごちそう」 旅館での好評受け商品化

ドレッシング工房「うさぎのごちそう」でドレッシングを商品化した旅館「大和屋」の山口なつみさん

ドレッシング工房「うさぎのごちそう」でドレッシングを商品化した旅館「大和屋」の山口なつみさん

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 佐賀・古湯温泉旅館「大和屋」(佐賀市富士町古湯、TEL 0952-58-2101)がドレッシング工房「うさぎのごちそう」を開設して1カ月がたつ。

ドレッシング工房「うさぎのごちそう」で販売するドレッシング

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 1902(明治35)年創業の老舗旅館で1997(平成9)年、宿泊客に提供する食事のサラダに合わせるドレッシングを商品化した。ドレッシングは佐賀市産タマネギと三瀬産リンゴをベースに、季節の果物を合わせた無添加のもので、おかみの山口千春さんが作った。宿泊客には好評で、以前から購入の要望が寄せられていたという。千春さんの娘・なつみさんの栄養士と調理師の免許取得を機に長年の要望に応えようと商品化を決め、旅館敷地内に工房を建設し、10月1日にオープンした。

 ラインアップは、富士町産の果実「ポポー」(200ミリリットル=900円)、「ブルーベリー」「りんごとにんじん」(同=850円)。今後、県内の生産者とのつながりを生かして、「温州みかん」「メロン」「いちご」「柿」などの商品化も考えていくという。

 なつみさんは「富士町をはじめとした県内各地の新鮮な食材を新鮮な状態で楽しんでほしいと商品にした。特に『ポポー』はどこにでもあるような果物ではないので推していきたい。現在は当館のみでの販売だが、佐賀土産を目指して、空港などでも販売できるようにしていきたい」と意気込む。

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