格安航空会社「スプリング・ジャパン」(千葉県成田市)が8月5日、佐賀空港~成田空港線を「サウナ路線」と名付けた期間限定のサービスを始めた。
昨年6月に日本航空グループ入りした同社。日本航空は2019年からサウナ旅事業「JALサ旅」を企画しており、アドウェイズ・ベンチャーズ(東京都新宿区)が運営する「おでかけ体験型メディアSPOT(スポット)」内で「ご当地サウナ委員会」を展開している。今回、スプリング・ジャパンと日本航空、アドウェイズ・ベンチャーズ、佐賀県の4者が連携したサービスを実施する。
「サウナ便」初便を運航した5日の成田発・IJ701便では、手書きのメッセージを添えた搭乗証明書を配布した。期間中の機内では、客室乗務員がオリジナルのサウナハットとTシャツを着用し、スプリング・ジャパン社員とJALサウナ部部員がデザインしたオリジナルステッカーなどを無料配布。血行不良を防止するための「ととのえ体操」や、サウナネタをはさんだ機内アナウンスも行う。機内に「サウナログブック」を用意し、搭乗客が好きなサウナや好きな温度など自由に書き込んでもらえるようにするほか、「JALサ旅」のオリジナルサウナグッズ「JALサ旅トラベラーズ」の機内販売も行う。佐賀空港内の土産店「sagair(サガエアー)」では、サウナ関連グッズ1,500円以上の購入客に有田焼のおにぎり型「サウナストーン」を進呈する。
10月29日まで。