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佐賀空港に「ローズテラス スウィーツ&カフェ」 バラをテーマに、県内コラボにも意欲

「ローズテラス スウィーツ&カフェ」運営会社「ローズ」高木資子社長(右)と店舗スタッフ

「ローズテラス スウィーツ&カフェ」運営会社「ローズ」高木資子社長(右)と店舗スタッフ

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 佐賀空港(佐賀市川副町大字犬井道)3階「FOOD PARK(フードパーク)」に12月25日、バラをテーマにした飲食店「ローズテラス スウィーツ&カフェ」がオープンした。運営はバラに関する商品卸「ローズテラス」(神野東4)の関連会社「Rose(ローズ)」(同)。

「ローズテラス スウィーツ&カフェ」のバラのソフトクリーム「ローズアントワネット」

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 ローズテラスは、ブルガリア産のバラの一種、ダマスクローズの花びらから抽出したローズエキスと、天山の伏流水を合わせて開発したオリジナルの炭酸飲料「ブルガリアンスパークロゼ」や「セイントローズ」をはじめ、ダマスクローズやローズヒップを使ったジャム、紅茶、コスメ、バラをあしらったバッグや雑貨などを販売。ローズは、ローズエキスにラム酒を合わせた新たな酒の製造・販売を目的に今年9月に設立した。

 出店のきっかけは今年10月、佐賀商工会議所が企画し、佐賀空港内で事業者が商品PRするイベント「佐賀から飛び立て!キャンペーン」で展示販売したこと。用意した商品が空港スタッフ含め利用客に好評だったことからフードパークへの出店打診を受けたという。ローズの高木資子社長が「バラを生かした佐賀発の商品を発信したい」と出店を決めた。準備期間が短いことからメニューをスイーツなどに限定する。

 スイーツメニューは、バラのソフトクリーム「ローズアントワネット」(880円)、シフォンケーキにバラのジャムを合わせた「ローズエリザベート」(1,100円)、「バラのパンケーキ」(1,650円)、「UKロイヤルスコーンセット」(北欧紅茶付き、1,430円)。ドリンクメニューは、「ブルガリアンスパークロゼ」(770円)、「ダマスクローズジュース」(660円)、「うれしのローズティー」(550円)、「うれしの薔薇(バラ)茶」(660円)など、アルコールの「ローズビール」(880円)を用意する。1月11日以降は、「うれしの薔薇茶」で炊き込んだおにぎりや鯛(たい)茶漬け、佐賀牛カレーなどをメニューに加える。

 高木社長は「今後投入予定のメニューの準備などを進めながらのプレオープンとなるが、年末年始の佐賀空港利用客にも楽しんでもらえれば。今後、県内のスイーツ店とコラボしたメニュー開発も進めているほか、バラをテーマとした企画も考えていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~17時(12月31日は15時まで、1月11日以降は最終便出発まで)。

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