菓子メーカー「本村製菓」(佐賀市金立町金立)が5月31日、新商品「森永ミルクキャラメル丸ぼうろ」の販売を始める。
1953(昭和28)年の創業以来、佐賀を代表する焼き菓子「丸ぼうろ」を製造し、スーパーマーケットなど全国で販売する同社。400年続く伝統菓子のコンセプトをそのままに、さまざまなフレーバーを加え「丸ぼうろ」をより多くの人に知ってもらうシリーズ展開を行っている。今回、森永製菓(東京都港区)の「ミルクキャラメル」のソースを使った丸ぼうろを開発した。
常務取締役の坂口誠さんは「菓子メーカー同士で協力し、イノベーションを生み出そうという中、(森永製菓を創業した)佐賀県出身の森永太一郎も子どもの頃に食べたであろう丸ぼうろと、森永の代表的な菓子を組み合わせ、これまでにない丸ぼうろができた。手にしてもらえれば」と話す。
価格は8個入り302円(税別)。全国のスーパーなどで販売する。