JR九州(福岡市博多区)が3月28日、JR佐賀駅発着のツアー企画「JR九州&JALの客室乗務員がおもてなし 特急『A列車で行こう』で行く西九州の旅」を行う。
昨年10月、福岡県田川の魅力を発見するツアーでJR九州やJALの客室乗務員による「A列車で行こう」でのおもてなしの様子
2011(平成23)年10月から運転が始まった「A列車で行こう」は、熊本駅-三角線三角駅区間を運行する特急列車で、土曜・日曜・祝日を中心に運転している。2両編成の1号車共有スペースにバー「A-TRAIN BAR」を備え、ベンチ席やソファ席も設けている。
日本航空(東京都品川区)では地域活性化活動の一環として、客室乗務員による各都道府県の地域イベント参加や地域物産の企画・PRなどを行う「JALふるさと応援隊」企画を展開。昨年10月、JR九州とコラボし、博多駅発着で両社の客室乗務員が「A列車で行こう」に乗車し、日田彦山線や筑豊本線、後藤寺線などを周遊しながら、福岡県田川の魅力を発見するツアーを行った。
第2弾となる今回のツアーも両社の客室乗務員が列車に乗り込み接客サービスを提供。佐賀駅(9時11分頃発)から長崎本線・佐世保線・大村線を周遊する。途中、千綿駅、長崎駅、諫早駅でそれぞれ10分~20分停車するほか、肥前浜駅で1時間20分ほど停車し、地元の人によるおもてなしがあり、佐賀駅に戻る(16時50分頃着)。昼食は車内で「大村角ずし弁当」を提供する。
ツアー料金は一人=1万6,900円(大人・子ども共通)。インターネットとJR九州トラベルデスク(TEL 092-482-1489)で予約を受け付ける。参加には「ワクチン2回目接種確認」「検査結果陰性証明書」のいずれかの提示が必要となる。