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JR佐賀駅が開業130周年 大隈重信没後100年と合わせた記念きっぷは発売延期へ

1976(昭和51)年まで使用していた旧佐賀駅駅舎(JR佐賀駅所蔵写真を撮影)

1976(昭和51)年まで使用していた旧佐賀駅駅舎(JR佐賀駅所蔵写真を撮影)

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 JR佐賀駅(佐賀市駅前中央1)が8月20日、開業130周年を迎えた。

佐賀駅開業130周年記念に合わせて発売を予定していた記念きっぷ(販売延期)

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 1891(明治24)年8月20日に九州鉄道の鳥栖~佐賀間の開通に合わせ開業した同駅。1976(昭和51)年には当時の場所から北に約200メートル移転し、高架化され現在の佐賀駅になった。1935(昭和10)年から1987(昭和62)年3月までは同駅を起点に福岡県の瀬高駅までをつないだ佐賀線が乗り入れていた。現在は、特急「かもめ」「みどり」「ハウステンボス」や長崎線・唐津線の普通列車が発着し、1日の列車本数が上下合わせて約180本。2019年の乗車人員は約1万2000人で、九州では11番目の利用客数という。現在、2024年に佐賀県で開催される「国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会」に向けて、南口と北口の広場の整備事業が進んでいる。

 同駅開業130周年と佐賀県出身で日本初の鉄道建設に貢献したという大隈重信の没後100年に合わせ、大隈の過去の功績を記念台紙に特集した「130周年記念きっぷ」の発売を8月20日に予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大などの影響で延期となった。新たな発売日と販売方法は、決まり次第改めて案内するとしている。同日に予定していた記念イベントは中止となった。

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