昨年6月から行われてきた佐賀駅南口広場の再整備で1月19日、新たに一般車・タクシー乗降場・タクシープールが完成し供用が始まった。
佐賀市は市の玄関口・佐賀駅周辺地区の魅力向上と中心部の南北軸強化を図り2017(平成29)年3月、「佐賀駅周辺整備構想」を策定。2019(平成31)年4月には駅前広場や周辺道路の整備内容を示した「佐賀駅周辺整備基本計画」も策定し、「北口駅前広場」「南口駅前広場」と佐賀駅から北へ延びる「市道三溝線」を段階的に整備している。「北口駅前広場」の整備は昨年5月、完了した。
「南口駅前広場」の整備では昨年6月、南口駐車場と西側の降車場部分を閉鎖。一般車両とタクシーの乗降場を暫定的に東側に集約することで広場西側の再整備を先行させた。
この日供用が始まった乗降場は、車両出入り口を広場西側に集約。南方面に限られていた南口の乗降場に進入した車両の出場が西方面にも可能になった。タクシーと一般車の動線は分離。安全でスムーズに利用できる配置とした。身体が不自由な人の専用乗降場も新設した。
今後はタクシープール南側に一般車駐車場を5月までに整備。12月には広場東側に「交流広場」も整備して広場全体の完成を目指す。