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佐賀の交流施設「わいわい!!コンテナ2」に「ゾンビランドサガ」イラスト ファン交流の場に

「わいわい!!コンテナ2」窓にイラストを描く「かよたん」さん

「わいわい!!コンテナ2」窓にイラストを描く「かよたん」さん

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 交流施設「わいわい!!コンテナ2」(佐賀市呉服元町2)が現在、コンテナ施設の窓にTVアニメ「ゾンビランドサガ」に関連するイラストを描いてもらう呼び掛けを行なっている。

「わいわい!!コンテナ2」窓に「かよたん」さんが描いた「ゾンビランドサガ」のアイドルグループ「フランシュシュ」

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 佐賀市中心部の呉服元町商店街の店舗跡に立地し、市と地元住民がかつての街なかのにぎわいを取り戻す取り組みを行っている同施設。コンセプトは「空き地リビング」で、国内外から集めた雑誌や絵本、マンガを置く「読書コンテナ」と地域のサークル活動やワークショップ利用を見込む「交流コンテナ」、ギャラリーやチャレンジショップなどとして利用できる「チャレンジコンテナ」、べビーベッドを備える「WCコンテナ」で構成する。

 イラストを描いてもらう呼び掛けが始まったのは6月8日。「ゾンビランドサガ」に登場する「佐賀市街なか交流広場」・通称「656(むつごろう)広場」が同施設近くにあり、今年5月にはアイドルグループ「フランシュシュ」をデザインした「ゾンビランドサガマンホール」が設置されたことから、「聖地巡礼」に合わせて同施設を訪れるファンが増えてきたことから、ファンの交流のきっかけを作りたいと、同施設公式ツイッターで呼び掛けたという。

 呼び掛けに応え、最初に絵を描いたのは、長崎県諫早市在住の「かよたん」さん。「かよたん」さんは2018(平成30)年に放送された「ゾンビランドサガ」から同作品のファンで、放送後は佐賀県内を「聖地巡礼」に訪れている。自分なりに佐賀を盛り上げたいと趣味でイラストを描いていた「かよたん」さんは、「聖地」の一つになっているカフェ「モカ」(嬉野市嬉野町下宿乙)が開設するツイッターを紹介するイラストカードも作成した。

 「かよたん」さんは今年5月、「わいわい!!コンテナ2」を初めて訪れ、同施設のツイッターをフォロー。イラストを描こうという呼び掛けを見て「佐賀を盛り上げたい」と手を挙げ、6月16日に来館。フェルトペンや固形マーカー「キットパス」を使い、「フランシュシュ」のうち5人のイラストを描き上げた。

 同施設によると、イラストを描く窓が直射日光を受けイラストが色あせることから10日~2週間ごとに新たなイラストを描いてもらえる人を継続して募集しており、「かよたん」さんも7月8日、2回目の描画を予定しているという。

 「かよたん」さんは「『ゾンビランドサガ』きっかけで佐賀を訪れる機会が格段に増え、交流も増え、自身の見え方も変わってきた。イラストを描いた時は、フォロワーさんが見にきてくれて、つながりの面白さも感じた。これからも趣味の範囲内で交流の機会を増やし、さらに佐賀を盛り上げていきたい」と話す。

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