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木村情報技術がサガン鳥栖ユニホームスポンサーに 県内外から予想以上の反応も

11月13日朝にサプライズ訪問した「サガン鳥栖」マスコット「ウイントス」と木村情報技術・木村隆夫社長

11月13日朝にサプライズ訪問した「サガン鳥栖」マスコット「ウイントス」と木村情報技術・木村隆夫社長

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 木村情報技術(佐賀市卸本町)が11月12日にJ1「サガン鳥栖」ユニホームの胸部スポンサーへの就任を発表して以降、同社には就任を歓迎する反応が寄せられている。

11月14日のサガン鳥栖・北海道コンサドーレ札幌戦を社内パブリックビューイングで観戦する木村情報技術社員

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 2005(平成17)年創業、ウェブ講演会やAI開発を手掛ける同社。スポンサー就任会見の中で木村隆夫社長は、同社が起業1・2年目に大きな赤字を出し会社がつぶれそうな時期もあったが、佐賀県や県内の多くの方から支援や協力があったことで3年目に挽回し、現在まで黒字経営を続けることができたことに感謝を述べた。佐賀県のサッカーチーム「サガン鳥栖」の経営状況が非常に厳しいことを聞き、チームに貢献することで、県に恩義を返すことができないかと考え、ユニホームの胸部スポンサーへの就任を決めたという。契約期間は11月14日から2021年1月31日まで。

 就任発表翌日の13日朝には、「サガン鳥栖」のマスコット「ウイントス」が同社をサプライズ訪問し、社員を驚かせたという。朝礼に参加したウイントスは木村社長と写真撮影し、同社のツイッターに投稿したところ、1100以上の「いいね」を集めた。15日には、サガン鳥栖サポーターで、小城を舞台にした「おぎまんが」を描く小城乃はなさんがスポンサー就任のお礼にウイントスと木村社長を描いたイラストをツイッターに投稿すると、木村社長がツイッターで反応。翌日に木村社長が小城乃さん経営の生花店に会いに行くなど新たな交流も生まれた。ほかにも会社には県内外のサポーターから感謝の手紙などが届くなど、予想以上の反応が寄せられたという。

 管理本部の西地雄大さんは「当社は法人向けのBtoBビジネスを手掛ける会社で一般的な認知度は決して高くないが、今回のニュースでサポーターなど多くの方が当社のことを調べたり話題にしてもらったり、当社の顧客同士でのつながりができたりと、会社を広く知ってもらえるきっかけになり、ありがたかった。社長は、当社がスポンサーへの手を挙げることが呼び水となり、他にも多くの企業がサガン鳥栖のサポーターに名乗りを上げることを願っていて、今回を通じた新たなつながりも経営者仲間に発信していきたいと話している」と話す。

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