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脊振に「つむぎ食堂」 夫婦フォークデュオが出店、地元食材使う焼き肉提供

「つむぎ食堂」店主の大塚光さんと妻のあゆみさん

「つむぎ食堂」店主の大塚光さんと妻のあゆみさん

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 「つむぎ食堂」(神埼市脊振町服巻、TEL 050-1807-7724)が12月7日、県道21号三瀬神埼線沿いにオープンした。

「つむぎ食堂」で提供する「つむぎ定食」

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 店主の大塚光さんと妻のあゆみさんは夫婦で活動するフォークソングデュオ。2人は当時あった社会人音楽サークルで出会い、2013(平成25)年にデュオを結成。後に結婚し、鳥栖市やみやき町に住居を構えていたが、コロナ禍でライブができなくなったことをきっかけに、周りを気にせず音楽練習ができ、10匹いる猫がのびのびと過ごせる環境を整えようと2021年3月、脊振町に土地を取得し自宅を新築した。コロナ禍後、佐賀市内でのコンサート開催や九州各地でのイベント出演を行ってきたが、「脊振に来てもらうための場所を作りたい」と、自宅敷地内にコンテナを設置し、脊振の米や野菜を使った飲食店を開いた。

 席数は16席。メニューは、もも肉や地元野菜を溶岩石で焼く焼き肉「つむぎ定食」(1,600円、ご飯・ほうれん草スープ付き)をメインに、脊振の養鶏場「本間農園」の平飼い有精卵「ほんまの卵」(120円、卵かけご飯セット=370円)や「ありがとウインナー」、ほうれん草専門農家「とんぼ農園」の「ほうれん草ミニサラダ」(以上250円)などを提供。全席ペット同伴でき、犬用メニューとして「つむ手羽」(250円)も用意する。

 光さんは「まだ、音楽関係で出会った人や知り合い、犬を連れてくるお客さまが中心。今後、この店をライブ会場にしたり、フォーク居酒屋にしたりと、脊振に人を呼び込むきっかけを作っていきたい」と話す。

 営業時間は11時~17時。火曜定休。

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