佐賀市出身の女優・朝夏(あさか)まなとさんが佐賀市プロモーション大使に就任し、就任式が2月10日に佐賀バルーンミュージアム(佐賀市松原2)で行われた。
プロモーション大使就任を受け、記者からインタビューを受ける朝夏まなとさん
佐賀市プロモーション大使は、佐賀市が同市出身者やゆかりのある著名人を通じて同市の魅力を広く発信し、認知度やイメージアップを図るために制定したもので、これまで、タレントの優木まおみさん、芸人で歌手のはなわさん、俳優で声楽家の吉武大地さん、女優の中越典子さん、俳優で声楽家の宇都宮直高さんが就任し、朝夏さんで6人目の大使就任となる。
朝夏さんは佐賀大学教育学部附属中学校卒業後、宝塚音楽学校へ進学。2002年、88期生として宝塚歌劇団に入団。2015年に宙組トップスターに就任し、「王家に捧ぐ歌」「エリザベート ―愛と死の輪舞―」などに出演。2017年の退団後は女優として、ミュージカル「マイ・フェア・レディ」に神田沙也加さんとダブルキャスト主演、ミュージカル「オン・ユア・フィート!」では歌手、グロリア・エステファンを演じた。
式では佐賀市の秀島敏行市長が朝夏さんに委嘱状を手渡した後、工芸品「佐賀錦」の名刺入れやのり、佐賀市で生産するスキンケア商品など佐賀市の特産品を贈った。
秀島市長は「朝夏さんにはこれから佐賀市の楽しい情報を発信してもらい、佐賀市の応援もしてもらいたい」と期待を込めた。
朝夏さんは「生まれ育った佐賀市のことを、私に出来ることで魅力発信していきたい」と意気込みを見せた。