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佐賀のかす漬け・ゆずこしょうメーカーがクリームチーズ新商品 「ワインと一緒に」

「柚子クリームチーズ粕漬」を手にする「川原食品」販売員

「柚子クリームチーズ粕漬」を手にする「川原食品」販売員

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 老舗かす漬け・ゆずこしょうメーカー「川原食品」(佐賀市川副町南里、TEL 0952-45-1234)が11月28日、新商品「柚子クリームチーズ粕漬(かすづけ)」の販売を始めた。

「柚子クリームチーズ粕漬」

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 1918(大正7)年創業の同社100周年を記念し誕生した新シリーズ「Cube(キューブ)ボックス」の6種のうちの一つ「柚子クリームチーズ粕漬」。川原啓秀(ひろひで)社長は「若者のかす漬け離れが進んでいる。『日本酒のおつまみ』というイメージを変え、新たな楽しみ方を提案する商品を作りたかった」と、和と洋の発酵食品を合わせた同社初のクリームチーズのかす漬けを開発した。

 同社の看板商品「ゆずこしょう」をヒントに、佐賀県産のユズ、酒造メーカー「天山酒造」(小城市小城町)のかす漬け、一流シェフに愛用者の多いという北海道産フレッシュクリームチーズを採用。ユズを入れることで酸味がほどよくからまり、上品かつすっきりとした味わいに仕上げた。かす漬けとクリームチーズの味のバランスに苦戦したという。

 パッケージは「女性にも手に取ってもらえるように」とポップな色のラベルに、今回新たに誕生した「MIFUKUAN(みふくあん)」ブランドのロゴを大きくプリントした。一度で食べきれるよう、キューブ型の容器にしたという。

 川原さんは「ぜひワインと一緒に食べてほしい。これからもかす漬けの可能性が広がる、今までにないような商品を作っていきたい」と意欲を見せる。

 価格は60グラム540円。同社「MIFUKUAN」本店(川副町)と九州佐賀国際空港内売店「SAGA空港一番館」(川副町)で販売する。

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