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佐賀の菓子店で「丸ぼうろのためのマーマレード」 思い出の味と古文書ヒントに

マーマレードを手にほほ笑む同店の堤由紀子さん

マーマレードを手にほほ笑む同店の堤由紀子さん

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 佐賀市の菓子店「鶴屋」(佐賀市西魚町1, TEL 0952-22-2314)が12月1日、「丸房露(まるぼうろ)のためのマーマレード」を発売した。

丸房露とマーマレード

 今年6月1日に発売された「丸房露のためのアイスクリーム」に続く、「丸房露のための」シリーズ第2弾となる「丸房露のためのマーマレード」。営業部長の堤一博さんが幼いころ、電子レンジやオーブンで温めた丸房露にジャムを塗って食べた経験がアイデアのもととなった。商品化の際には、1755年に記されて以降鶴屋に代々伝わる、菓子の作り方を説明した古文書「鶴屋文書(つるやもんじょ)」の一節「三柑漬様(みかんづけよう)」を参考にしたという。堤さんは「幼いころの思い出の味と自分たちにしかない強みである『鶴屋文書』から新商品を作るのが面白いと考えた」と話す。

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 材料には「田島柑橘園」(太良町)のクレメンティンを使用。スペインから伝わったかんきつ類で、豊かな香りと濃厚な甘みが特徴だ。「素朴な甘さの丸房露に、クレメンティンの甘みがベストマッチする」という理由から、採用が決まった。容量は一瓶90ミリリットルで「丸房露の全面にたっぷり塗って4枚分」だという。

 堤さんは「素材の味を生かしつつ、丸房露の素朴な甘みを引き立てるマーマレードにするのに苦労した。しかしそのかいあって、夏のキラーアイテムとなったアイスクリームに続く新製品ができた。今後はこの『丸房露のための』をシリーズ化したいと考えており、早速、来年夏に発売予定の第3弾となる商品の構想を練り始めている」と意気込む。

 価格は1つ540円。同店と「鶴屋」佐賀駅店、ホームページで販売する。

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