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佐賀でカメ飼育者の情報交換会「カメトーーク」 仲間の輪広げたいと企画

池田摂子さん(右)とミシシッピアカミミガメの「サンディ」

池田摂子さん(右)とミシシッピアカミミガメの「サンディ」

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 佐賀県立生涯学習センター「アバンセ」(佐賀市天神3)で12月2日、カメ飼育者の情報交換会「カメトーーク」が行われる。

風呂が好きだというミシシッピアカミミガメの「サンディ」

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 2008年から自宅でカメを飼育しているという佐賀市在住の池田摂子さんが、飼育仲間の輪広げたいと企画する同イベント。池田さんによると、もともとはミシシッピアカミミガメの「サンディ」1匹を飼育していたが、現在は3匹のカメ、4匹のスッポンと暮らしているという。

 池田さんは日頃、仕事から帰宅するとカメたちにその日の出来事を話す、水槽から出して部屋の中を散歩する、一緒に風呂に入る、同じ布団で寝るなど家族としての共同生活を営んでいる。「うちのカメは目で意思表示をする」という池田さんが「おなか空いた?」「外に出たい?」など問いかけるとまばたきで返事をしたり、仕事での苦労や恋人とのけんかなどで落ち込んでいる気持ちを打ち明けると一緒に悲しむような視線を向けたり、ふざけておやつをおあずけすると怒った目をしたりするという。元気をなくしている時には気付いたら側にいて背中をたたいて励ましてくれることもあるという。

 カメが好きでたまらないことを「ニッチな趣味だし寂しい女と思われるのでは」となかなか人に言えなかったが、行きつけの喫茶店で同じようにペットのカメを溺愛している客同士で話が盛り上がったことをきっかけに「カメ好き仲間」を増やした。最近ではカメとの生活をSNSに投稿する、カメの飼い方や生態の知識を生かして講座を開くなど、カメに関する情報を積極的に発信している。カメ好きとして地元ラジオ局からインタビューを受けたりゲストとしてスタジオに招かれたりしたこともある。

 今回は、カメについての情報交換ができる仲間作りができたらと同企画を立ち上げた。当日は餌や世話の方法、カメ飼育者ならではの悩みなどをざっくばらんに話し合うほか、飼育法や生態などについての参加者からの質問を受け付ける。

 池田さんは「カメ一匹一匹に個性があり飼育法もさまざま。飼い主同士で知識を共有し、それぞれがより良いカメとの付き合い方を見つけられたらいいと思う。特に、かつての自分のようにカメを飼っていることを話せる相手がいない人にはぜひ来てもらい、カメへの愛情を思いきり語ってほしい。当日はうちのカメも連れて行くので、カメと人との交流も楽しめたら」と参加を呼び掛ける。

 開催時間は10時~11時。参加無料。

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