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カルビーがポテトチップス「佐賀の味」商品発表会 子ども記者の取材体験も

ポテトチップス「佐賀のり味」をPRする子ども記者とカルビー社員、山口知事

ポテトチップス「佐賀のり味」をPRする子ども記者とカルビー社員、山口知事

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 佐賀県庁(佐賀市城内1)旧館2階の展示室「県庁CLASS(クラス)」で8月29日、カルビー(東京都千代田区)と佐賀県が共同企画した「佐賀のり味」のポテトチップスの商品発表会が開かれ、「小学生子ども記者」が取材を行った。

取材体験する子ども記者

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 カルビーと全国の自治体や地元を代表する企業とご当地ならではのポテトチップスやそのパッケージを開発する「ラブジャパン」プロジェクト「カルビーポテトチップス47都道府県の味」。「佐賀のり味」は他16道府県とともに第1弾として発表された。

 佐賀県観光課の近野繭子(まゆこ)さんは「商品発表会で何か面白いことをできないかと、ちょうど夏休み期間でもあることから子どもを呼んだらどうかと考えついた」と言う。「佐賀の食材や普段慣れ親しんでいるお菓子の製造過程について子どもたちが主体的に学ぶ機会になれば」と、「記者」として参加してもらうことにしたという。

 当日は商品発表、カルビーによる企画概要や商品概要についての説明の後、質疑応答、試食、記念撮影が行われた。子ども記者からは「『佐賀の味』には他にどんな候補があったのか」「他県の味でライバル視しているものはあるか」との質問が挙がった。カルビーが「佐賀牛、イカシューマイ、さがほのか、嬉野茶など」、山口祥義知事が「とても自信があるのでライバルはいないと思っている。強いて言うなら、佐賀の偉人が開拓したことから縁が深く、ポテトチップスの原材料ジャガイモの産地でもある北海道」と答えた。

 記者会見を終えた子ども記者からは「佐賀ののりは日本一ですごいということがわかった」「ポテトチップスに使われているジャガイモのことを知れて面白かった」「質問する時の言葉を考えるのが大変だと思った」「写真を撮る時、人が動くとぶれるので難しかった」と感想を述べた。子ども記者に付き添った母親は「子どもが小学生の今、このような体験ができる機会は貴重だと思い参加させた。職業体験を通じて、将来のいろいろな選択肢の一つを見つけてくれたら」と話した。

 近野さんは「今日学んだことを自分なりの言葉で友達などに話してもらえたらうれしい。多くの子どもたちに地元の食材への興味を深めてもらえたら」と話す。

 九州のコンビニエンスストアと全国のカルビー直営店「カルビー+(プラス)」で9月18日から、九州のその他店舗で10月2日から発売する。数量限定。

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