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佐賀・愛敬に居酒屋「ありがとう」 佐賀商前の元食堂「さくら」店主が出店

居酒屋「ありがとう」店主の坂口幸吉さんと妻の史子さん

居酒屋「ありがとう」店主の坂口幸吉さんと妻の史子さん

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 居酒屋「ありがとう」(佐賀市愛敬町)が12月17日、愛敬町・かささぎ通り沿いにオープンした。

居酒屋「ありがとう」で提供する「日替わり定食」の一例

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 佐賀商業高校正門前で2020年まで営業した食堂「さくら」店主の坂口幸吉さんと妻の史子さんが開いた同店。坂口さん夫婦は、同校の生徒にたくさんの食事を提供したいと2010(平成22)年に「さくら」を出店した。坂口さんは「オープン当初は来店客が少なかったが、佐賀商業の(当時の)先生にお墨付きをもらってからは連日多くの生徒で店がにぎわった」と振り返る。丼や揚げ物には当時の生徒らの名前を冠したメニュー名にするなど、坂口さん夫婦にとっても同校の生徒の存在は欠かせなかったが、2020年からのコロナ禍で営業自粛を余儀なくされ、そのまま閉店することになったという。

 今回、定食店兼居酒屋を開くことになったきっかけは、昨年3月、「さくら」の常連客だった当時の同校生・井手大輔さんと市内の商業施設でバッタリ出会ったことから。井手さんから「青春時代を共にした『さくら』がなくなったのは寂しい。坂口さんにまた何かやってほしい」という会話になり、新たな店を開くことを決意。佐賀市中心街・愛敬町のカラオケスナックだった物件に出合った。井手さんに新たな店の話をしたところ、「高校生の時の仲間が集まってお酒も飲める」と後押しをもらったという。店名は、「自身最後の仕事と思い、『ありがとう』と言って締めくくりたい」(坂口さん)と「ありがとう」と名付けた。

 席数は、カウンター6席、テーブル8席、大テーブル12席。お酒を飲めず、酒の知識では勝負できない坂口さんは、長男からのアドバイスでメニュー化した「せんべろセット」(ドリンク2杯・おつまみ2品付き、1,000円)のほか、市内の立ち飲み店「オト酒店」から推薦を受けた日本酒やおばんざいを用意。ランチタイムには「日替わり定食」(コーヒー付き880円)を提供する。

 坂口さんは「当時、高校生で『さくら』を利用してくれた子たちが年末年始に仲間連れて飲みに来たり、ランチを食べに来たりしてもらってうれしかった。『ありがとう』をキーワードに心の通う店にしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、月曜~木曜=11時30分~14時・16時~23時、金曜~日曜・祝日=15時~24時(日曜・祝日は22時まで)。

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