
佐賀県とアニメ「忍たま乱太郎」とのコラボレーション企画「豆腐のくにを求めての段」のモニュメント「福きたる大豆くじ」が10月20日、佐賀駅前交流広場に登場した。
佐賀県とアニメ「忍たま乱太郎」とのコラボレーション企画「豆腐のくにを求めての段」のモニュメント「福きたる大豆くじ」
忍たま乱太郎はNHKで放映されているテレビアニメで、尼子騒兵衛の忍者ギャグ漫画「落第忍者乱太郎」が原作。戦国時代を舞台に、ヒラ忍者の家に生まれた乱太郎が忍者養成学校「忍術学園」に入学し、生徒たち(忍者のたまご=忍たま)とユニークな先生が登場し、授業や修行、騒動や友情などをにぎやかに描いている。1993(平成5)年4月から翌年3月まで総合テレビで放送された後、1994(平成6)年10月から教育テレビ(当時、現在の「Eテレ」)で放送されている。
同アニメとのコラボ企画「豆腐のくにを求めての段」は、10月2日に始まった佐賀県の情報発信プロジェクト「サガプライズ!」の42弾目のプロジェクト。農林水産省「令和6年産作物統計」によると、大豆収穫量第4位を誇る佐賀県は、県産大豆「フクユタカ」などを使った温泉湯豆腐やざる豆腐などの豆腐にフォーカスを当て、「豆腐のくに・佐賀県」の魅力を、「忍たま乱太郎」に登場する乱太郎やきり丸、しんべヱに加え、「大の豆腐好き」という久々知兵助などと共にアピールする。現在、県内の豆腐店などを巡るスタンプラリーなどを行っており、今回、これらのコラボの象徴として、升に入った大豆を再現したモニュメント「福きたる大豆くじ」を設置。この日、山口祥義佐賀県知事が登壇して除幕式を行った。
山口知事は「佐賀県は大豆生産量が多く、嬉野の『温泉湯豆腐』や有田の『ごどうふ』、唐津の『石割豆腐』など、さまざまな豆腐料理があるまさに『豆腐の国』。久々知兵助くんと一緒に『豆腐の国』を盛り上げていきたい」と意気込みを見せる。
モニュメント設置期間中の10月26日、11月2日・8日・16日・23日、12月7日、台座のハンドルを回すと1粒の大豆風カプセルが出てくる「くじ引きチャンス」を行う(11時~・14時~、各回先着50人、参加無料)。併せて、同日に佐賀駅前交流広場に登場する「あしかり豆美人」キッチンカーが、佐賀県産大豆を使ったコラボ商品「豆腐小僧の豆乳ブルーベリースムージー」(750円)などを販売する。
モニュメント設置は12月7日まで。