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佐賀・神園にカフェ「キャロット」 就労支援B型事業所が出店、雑貨販売も

カフェ「Carrot」店長の富永康平さん(左)とスタッフ

カフェ「Carrot」店長の富永康平さん(左)とスタッフ

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 カフェ「Carrot(キャロット)」(佐賀市神園3、TEL 080-6232-2673)が神園大橋通り沿いにオープンして、4月21日で半年がたつ。

カフェ「キャロット」で提供する「クリームパスタ」

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 就労支援B型事業所を運営する一般社団法人「ラミ・フルール」(田代2)が昨年10月21日に開いたカフェ。同事業所では、就労支援の一環でハンドメイド雑貨の制作・販売を行う「てしごと雑貨店 IROIRO(イロイロ)」を展開しているが、コロナ禍をきっかけに、委託で行っている内職や清掃の工賃が安定しなくなり、自前で飲食を運営することで利用者の工賃に少しでも反映できればとカフェを開いた。店名やロゴは店長・富永康平さんの父が約20年前まで大和町川上で営業していた飲食店「キャロット」から取り、提供する料理の味も当時のものを受け継いだという。

 席数は、カウンター4席、テーブル22席。メニューは、「パスタ」(クリームトマト・和風・ナポリタン、単品各=1,210円、セット=1,650円、パスタ大盛り100円増し)、「ハンバーグ」(トマトソース・デミグラスソース・和風、単品各=1,100円、セット=1,650円)、「カレー」(単品=1,210円、セット=1,540円)をメインにデザートやドリンクも用意する。

 代表理事の磯本由紀子さんは「障害を持つ利用者もバックヤードでパスタソースやケーキなどを作るなど、少しずつペースをつかめていると感じる。『てしごと百貨店』で作ったクリップを来店者に渡したり、店内で雑貨を販売したりして、相乗効果になれば」と話す。

 営業時間は、11時30分~16時、18時~20時。水曜・日曜定休。

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