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神埼「キムチ工場アナログ」が2周年 韓国キムチと総菜を販売、ランチも

「キムチ工場アナログ神埼店」店主の時任優さん(奥)

「キムチ工場アナログ神埼店」店主の時任優さん(奥)

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 キムチと韓国総菜専門店「キムチ工場アナログ神埼店」(神埼市神埼町枝ケ里、TEL 0952-65-3825)が神埼中心街にオープンして、2月1日で2周年を迎えた。

「キムチ工場アナログ神埼店」で提供する「テールスープだし巻き卵定食」

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 キムチ工場アナログは、2019年当時暮らしていた沖縄県浦添市で、夫でミュージシャンの良治さんが開いたレコードバー「アナログ」で、優さんがおつまみとして作った韓国キムチが好評だったことから始めた専門店。コロナ禍で不安定な飲食営業の中、韓国の味を知る母から受け継いで優さんが作るキムチの販売は少しずつ増え、2020年にはテイクアウト専門店オープンにもつながった。続いて全国発送の通販を検討する中で、沖縄からの送料や白菜の仕入れに課題があると判断したことから、2023年2月に優さんのみ地元・神埼に戻り、キムチの製造販売拠点を移し、「神埼店」として店を開いた。

 キムチのラインアップは、白菜のキムチ「アナログキムチ」(150グラム500円~)のほか、「大根キムチ」「きゅうりキムチ」「さきいかキムチ」(以上430円)などを販売。昨年12月からランチタイム(11時~14時)に「テールラーメン」(780円、麺大盛り150円増し)、「テールスープだし巻き卵定食」「牛カルビ焼肉丼(温玉のせ)」「ビビンバ(温玉のせ)」(850円)、「テールクッパ」(750円)などの提供を始めた。

 優さんは「試行錯誤しながら何とか2年続けることができた。韓国でも使われている材料を使い、保存料をほとんど使わないキムチは少し高いかもしれないが、もっと多くの人に良さを知ってもらい、卸も含め販売先を広げていきたい」と話す。

 営業時間は11時~19時(土曜は24時まで)。日曜・月曜・祝日定休。

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