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神埼駅のフルーツあめ店「アンニン」が3周年 季節のフルーツ使う

フルーツあめ専門店「Annin(アンニン)」スタッフの吉原麻由美さん

フルーツあめ専門店「Annin(アンニン)」スタッフの吉原麻由美さん

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 JR神埼駅近くのフルーツあめ専門店「Annin(アンニン)」(神埼市神埼町田道ヶ里、TEL 070-8314-7346)が11月23日で3周年を迎える。

フルーツあめ専門店「Annin」で販売するリンゴあめ「こみつ」

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 宮地孝典さんが2021年11月23日に開いた同店。宮地さんは当初、居酒屋の出店を計画していたが、コロナ禍で計画を変更し、唐揚げと弁当の店「がむしゃら」を経営。手頃な価格で弁当を販売し好評を得ていたが、原材料費の高騰で肉や油などの仕入れ値が3倍~4倍になり、厳しい経営を強いられていたという。

 フルーツあめ専門店を開いたきっかけは、弁当店と並行し、テント販売したイチゴあめやマスカットあめが好評だったことから。神埼駅通り沿いに新たな店舗「アンニン」を開いた後、弁当店と両立しながらの営業を目指したが、ほどなく弁当店を休業。フルーツあめ専門店の店舗販売と出張販売の拡大により1店舗に絞って営業することに決めたという。

 ラインアップは、200種類あるというリンゴから年間で約50種類のリンゴを使った「リンゴあめ」をメインに、仕入れる品種に応じて、毎日4種類程度をホール(550円~)かカット(600円~)で提供するほか、「シャインマスカットあめ」「ぶどうマシュマロ」「りんごあめフローズン」(以上500円)なども季節に応じたフルーツあめを販売する。

 宮地さんは「当店のフルーツあめはまさにフルーツが主役で、フルーツによってあめの合わせ方が変わるし、同じリンゴでも品種によって変わってくる。これまでにさまざまなフルーツにあめを合わせてきたが、あめを絡めずにそのままの方がおいしいと断念したフルーツもある。これまでの3年間はあっという間で、(佐賀の)ユーチューバー『釣りよかでしょう』で紹介された時は店の前に長い行列ができ、厨房(ちゅうぼう)を広げて販売体制も整えた。最近は店舗営業が忙しくなり、イベント出店が減ってきたので、今後は再びイベント出店にも力を入れたい。また、かつての夢だった飲食店出店も考えていきたい」と話す。

 営業時間は、火曜=15時~18時、水曜~土曜=12時~18時、日曜=12時~17時。月曜定休。

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