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佐賀県立美術館で多久市出身画家「池田学展」 ペンによる細密作品展示に連日にぎわう

池田学さんとチェゼン博物館で描いた新作「誕生」

池田学さんとチェゼン博物館で描いた新作「誕生」

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 佐賀県立美術館(佐賀市城内1)で現在、佐賀・多久市出身の画家、池田学さんの大規模個展「池田学展 The Pen -凝縮の宇宙―」が開催されている。

東京動物園友の会会報「どうぶつと動物園」の挿絵の展示エリア

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 子どもの頃から「描く」ことが好きで、佐賀北高校芸術コース、東京藝術大学美術学部デザイン科に進んだ池田さん。丸ペンを使って対象を細密に描く手法で壮大な世界を描き出すという作品が評価された池田さんは、2011年から文化庁芸術家在外研修員としてバンクーバーに滞在し、2013年からは米国ウィスコンシン州マディソンのチェゼン博物館で滞在制作活動を行っている。

 同展では、チェゼン博物館で3年かけて制作した新作「誕生」をはじめ、国内外のコレクターや美術館が所蔵する作品120点を展示する。

 1月20日に始まった同展は地元の池田ファンなど連日多くの来館者が訪れているという。池田さん自ら展示室で作品を解説する「アーティスト・トーク」が開かれた28日には2000人を超える来館があり、主催の佐賀県によると「予想を上回る来場者数」という。

 池田さんは「『描きたい』という気持ちだけでさまざまな出会いやつながりができて、地元でこの規模の展示会を開いてもらえてありがたい。多くの人に来館してもらっていると聞いて、普段、海外で創作活動している私には実感がなく恐縮している。自分が子どもだったころを知っている人にも30年ぶりに会うことができた。多久で育ったころの原風景が作品に表れている部分を見ながら、同窓会みたいに昔話ができることもうれしい」と話す。

 開館時間は9時30分~18時(2月17日、3月10日は20時まで)。月曜休館。入場料は1,200円、高校生以下無料。3月20日まで。2月12日には池田さんによる2回目の「アーティスト・トーク」を予定する。

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