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佐賀で漫画「キングダム」原画展 原作者の故郷で初開催へ

(左から)オフィシャルサポーターのケンドーコバヤシさん、山口祥義佐賀県知事、作者の原泰久さん

(左から)オフィシャルサポーターのケンドーコバヤシさん、山口祥義佐賀県知事、作者の原泰久さん

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 佐賀県立美術館(佐賀市城内1)で7月30日、佐賀県基山町出身の原泰久さんが描く漫画「キングダム」の初の展示会「キングダム展in佐賀」が始まった。

会場の様子

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 中国の春秋戦国時代を舞台に描く大将軍を目指す少年と後の始皇帝となる秦王の活躍を中心に、戦乱の世を描いた同作品。主催の佐賀県によると、2006年9月から「週刊ヤングジャンプ」で連載が始まり、これまでの国内累計発行部数は2500万部を超えるという。

 佐賀出身の原さんの活躍を県民にあらためて知ってもらい、同美術館の新たな来館者を増やしたいと佐賀県が企画した。会場では、同作の10年の歴史を振り返るコーナーをはじめ、複製原画、カラーイラスト、絵コンテ、作品に登場する「王騎の矛」「ひょうこうの盾」再現品の展示を行う。

 「王騎将軍入浴手ぬぐい」「会場限定Tシャツ」「複製原稿」など13点のグッズの販売を行うほか、同館に併設のカフェ「TRES」では、同展コラボメニューとして「王騎将軍の特製スペシャルカレー」(1,100円)、「河了貂(かりょうてん)ラテ」(580円)、「山の民タジフの石球丼」(1,160円)、「山の民滋養ドリンク」(690円)を限定販売する。

 オープニングセレモニーでは、同展オフィシャルサポーターのケンドーコバヤシさんも参加、来場者の前で「キングダム愛」を語った。

 山口祥義佐賀県知事は「佐賀県の持つ多様な魅力、多くのクリエーター、デザイナー、アーティストが佐賀を楽しめる環境にしていきたい。この展示会に県内外から多くの方に来てほしい」と話す。

 開館時間は9時30分~18時(金曜は20時まで)。月曜休館。観覧無料。9月4日まで。

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