ひょうたん島公園(佐賀市兵庫町渕)とその周辺で見頃を迎えたヒマワリの「持ち帰り」が今年も8月3日に始まった。
2000(平成12)年4月に開園した同園は、佐賀平野に広がる水路「クリーク」の形をそのままに残した南北に長い敷地の公園。南北の長さは約700メートル、公園を一周すると約1.8キロの距離がある。園の南に位置するクリークに囲まれた島のような場所が「ひょうたん」の形に似ているところから名付けられた。
同園と周辺のヒマワリは20年以上前から地元住民が植えているもので、今年も25万本以上のヒマワリが7月下旬に見頃を迎えた。自由に見学・撮影してもらえるよう、畑の中には通路を設けている。例年好評だという個人向けの「ヒマワリの持ち帰り」も8月3日から11日まで解禁。畑を訪れた見学客の中には、持参したはさみで気に入ったヒマワリを枝切りする人の姿も見られた。
見学は24時間可能。入園・持ち帰り無料。