NBCラジオ佐賀が「ワイドFM」本放送開始へ 周波数は93.5メガヘルツ

「ワイドFM」をPRするラジオリポーター「スキッピー」の中島佑子さん(右)、川浪沙貴さん(左)

「ワイドFM」をPRするラジオリポーター「スキッピー」の中島佑子さん(右)、川浪沙貴さん(左)

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 NBCラジオ佐賀(佐賀市本庄町本庄)が2月1日、FM補完放送(ワイドFM)の本放送を始める。

NBCラジオ佐賀「ワイドFM」放送エリアの目安

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 FM補完中継局は、AMラジオ放送の放送対象地域において、親局または中継局の放送区域内の災害対策や高層ビルなどが原因の都市型難聴、外国波混信、山間部などの地理的・地形的難聴の対策のために、雑音が入りにくいFM放送用の周波数を使う中継局のこと。テレビの地デジ化で余った周波数のうち、90.1~95メガヘルツを使ってAM番組を放送する。2014年12月に富山県の北日本放送と愛媛県の南海放送がこの周波数帯を使った本放送を開始して以降、全国で開設が進んでいる。

 同局によると、唐津市八幡山にFM補完中継局を設置、周波数は93.5メガヘルツ。昨年12月に試験電波の発射をはじめ、すでにサービス放送を始めている。県内の世帯の88%のエリアで聴くことができるという。聴取には、90メガヘルツを超える周波数を受信できるFMラジオが必要。

 藤原正義局長は「ワイドFMの開局は、1958年に開局した当放送局の『第2の開局』とも言える。災害時に欠かせない役割を担い、ノイズを受けづらいというワイドFMを意識した番組づくり、ワイドFM対応のラジオ端末やカーオーディオのPRも進めたい」と意欲を見せる。

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