佐賀の家具店が「ゲーミング家具」製作 回転する画面がSNSで話題に

(右から)山田店長とバン君

(右から)山田店長とバン君

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 家具店「ミキティの激安家具shop!」(佐賀市諸富町徳富)が現在、木工家具製作の技術を生かした卓上ゲーム筐体(きょうたい)「ゲーミング家具」を製作している。

テレビ画面が回転するミディタイプのゲーム筐体

 筐体を開発するのは山田店長とバン君。山田店長のツイッター「佐賀ミキティの激安家具SHOP@山田店長」を通じて筐体の開発の様子を公開、ユーザーから意見や反応をもらいながら、製作に生かしているという。

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 山田店長とバン君の出会いのきっかけは、駄菓子屋にあるゲームが好きだったことから。山田店長が2012年から放送していたユーストリーム番組「駄菓子屋ゲーセン回顧録」を、当時東京に住んでいたというバン君が見て、山田店長に連絡したという。

 番組内で「アーケードゲーム『スペースハリアー』の筐体を作りたい」と話した山田店長に興味を持ったバン君はコメントで積極的に意見やアイデアを送った。山田店長と交流を深めたバン君は「製作に関わりたい」と2014年4月に佐賀に移住。同店のスタッフとして働きながら、2015年2月に「スペースハリアー」の筐体を完成させた。

 卓上ゲーム筐体開発では、まずテーブル型の筐体を作り、昨年11月開催された「大川木工まつり」で披露した。モニター画面がほぼ垂直の「ミディタイプ」と言われる筐体も製作したが、バン君は「中途半端なものだった」とイベント後も開発を続けた。日々細かい改良を重ねる中、「横型と縦型の両方に対応できる筐体が作れないか」という要望にも応え、画面が回転する筐体ができたことをツイッターで公開したところ、1600件以上のリツイートと、1500件を超える「いいね」があった。

 バン君によると、ミディタイプの筐体はこれまでの重ねた改良を整理し、再設計し2号機を製作する。その上で今後の発売を目指し、試験や量産に協力してもらうメーカーとの連携を目指すという。

 山田店長は「ゲームの文化を我々が作る『ゲーミング家具』で残したい。このような家具を作るのは初めてだが、バン君のち密さと根気の良さで、家具の出来が良くなっている。大川家具職人や佐賀の鉄工所に製作協力してもらい、この家具を通じて、価格競争ではない地域発信につなげたい」と意気込む。

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