肉料理に特化した弁当店「肉のすけ 佐賀神野店」(佐賀市神野西2、TEL 0952-37-6838)が6月6日、神野小学校近くにオープンした。
肉のすけは「サン・レバレッジ」(長崎県諫早市)が手がける弁当店。2019年5月にステーキ居酒屋としてオープンしたが、並行して販売を始めた肉料理に特化した弁当が予想以上に好評だったことから、同年中に弁当専門店に転換。コロナ禍にはテイクアウト需要の高まりに乗じて販売を伸ばしたことから、同社が諫早駅前で経営していた居酒屋「こだわりやま」を2021年6月、「肉のすけ」に転換。肉料理メインの居酒屋と併せて弁当販売の拠点を増やした。
佐賀神野店出店のきっかけは、佐賀の製薬会社や病院など、企業や団体からの注文が増えたことから。長崎県内の製薬会社や病院などから学会や講演会用の弁当の依頼に対応する中で、徐々に佐賀県内の企業や団体からの注文が増えたという。これまで配達対応してきたが、佐賀市内に製造拠点を構えることで、対応エリアを増やそうと出店した。
ラインアップは、「国産牛サガリ弁当」「国産牛カイノミ弁当」(以上1,200円~)などのスタンダードのもののほか、国産牛2種類とサラダや、国産牛とサラダ、総菜を合わせた弁当のシリーズ「みろく」(1,620円~)など合計30種類以上を用意。弁当は原則、前日までの注文だが、材料などの状況により当日注文にも応じる。オードブル(5,000円~)にも対応する(要事前予約)。合計注文金額に応じて、佐賀県内と福岡県福岡市や古賀市まで配達する。
山口朋佳社長は「学校の行事や地鎮祭など祝い事や特別な日の弁当として注文をもらっている。事前予約が優先だが前日や当日でも対応できることもあるので、問い合わせてほしい。佐賀での体制を整えていき、注文対応エリアを広げていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は10時~18時。日曜定休。