医大東通りの居酒屋「呑蔵(のむぞう)」(佐賀市鍋島1、TEL 0952-31-9353)の店主が代わり、4月1日、リニューアルオープンした。
前店主だった山本知子さんから店を引き継ぎ、大渕佳子さんが新たな店主になり店を刷新。呑蔵は、国道208号・南部環状線沿いにあり、山本さんが経営する居酒屋「たぬ吉」(本庄町袋)の姉妹店として2015(平成27)年にオープン。複数店舗で飲食経験があった大渕さんが当初から運営に関わり、翌2016(平成28)年、店長に就いた。山本さんは今回、「たぬ吉」店舗拡張に合わせ、「呑蔵」の経営を譲りたいと大渕さんに提案。屋号を引き継ぎ、看板や店内の一部を改め、再オープンした。席数は、カウンター7席、掘りごたつ4席、小上がり32席。
メニューは、大渕さんがかつてアルバイトとして勤めていた市内の居酒屋「味味亭」で提供していた「もつ鍋」が「忘れられない味」と、改めて店主から味を引き継ぎ、今回から新たに提供(1人1,250円、2人前から)。加えて、以前から人気あった名古屋風の「手羽先唐揚げ」(120円~)のほか、炭火串焼き、揚げ物、一品料理などを用意する。
大渕さんは「以前から鍋島地区に密着した店で、お客さま同士の距離も近く、盛り上がることも多かった。これからもアットホームで人のつながりを感じられる店を続けたい。実家が農家で、現在使っている米に加え、ゆくゆくは自分でも野菜を作り、店で提供できるようにしていければ」と話す。
営業時間は18時~23時。月曜・第3日曜定休。