佐賀玉屋(佐賀市中の小路)本館6階催場で4月3日、「開店90周年記念 第21回初夏の北海道大物産展」が始まった。
佐賀玉屋6階催場で開催されている「開店90周年記念 第21回初夏の北海道大物産展」
同店が毎年春と秋の2回開催する同物産展で、毎回多くの来場がある。今回は、「岩瀬牧場」(砂川市)や「のぼりべつ酪農館」(登別市)、「ぽたぽたいちご」(札幌市)など40店舗がブースを設ける。
同店は今年2月、不動産会社「さくら」(京都市下京区)に事業譲渡され、同社の子会社になった。新たな経営体制となった2月、1965(昭和40)年に建てられた本館を2026年までに建て替え、百貨店やテナントのほか、上層階にシティーホテルを開業することを発表。今年7月以降に本館の取り壊しを予定している。本館6階催場で開催する「北海道大物産展」は今回で最後となり、11月に開催予定の次回は南館での開催となり、同館での催事は5月に開催する「佐賀・長崎大物産展」が最後になるという。
マーケティング部門マネジャーの篠原圭太さんは「築59年の本館で行う最後の北海道物産展。これまで多くの催事を開催してきたので、歴史が詰まった本館の雰囲気に思いをはせながら、北海道のおいしいものを楽しんでほしい」と呼びかける。
営業時間は10時~18時30分。今月15日まで(9日は店舗入れ替えで店休)。