「SAGA伐木チャンピオンシップ2023」が11月25日、嘉瀬川河川敷(佐賀市嘉瀬町)で開催される。主催は佐賀県。
2021年に開催した「SAGA伐木チャンピオンシップ」の「伐倒競技」の様子
林業に対するイメージをプラスに転換させるとともに、林業就業者の伐木技術や安全意識の向上を図る目的で、2021年に初めて開催した同イベントは今回が2回目。木を切る正確さやスピードを競う大会として、全国大会出場経験のない県内の林業就業者が対象の「SAGA伐木チャンピオンシップ」と、全国大会などへの出場経験者が対象の「九州伐木チャンピオンシップ」を同時開催する。
「SAGA」の大会には県内15チーム28人が出場し、「丸太合わせ輪切り」「伐倒」「枝払い」の3競技を実施。「九州」の大会には、昨年5月に開催された「日本伐木チャンピオンシップ」のプロフェッショナルクラス1位の今井陽樹さん、2位の杉本和也さん、3位の横山大蔵さんや世界大会に出場した選手も出場し、「丸太合わせ輪切り」「伐倒」「枝払い」の3競技に加え、「ソーチェーン着脱」「接地丸太輪切り」を合わせた5競技を実施。
イベントエリアでは、木工体験や熱気球搭乗体験、ドローン操作体験や林業で働く重機の展示・体験会、アウトドアグルメも出店する。
佐賀県林業課の福井遼さんは「前回のチャンピオンシップには1300人の来場があり、ギャラリーの前で行う競技は林業関係者にいい刺激になった。アウトドアブームもあるのか問い合わせが多いまきの販売も行うので、気になる企画があれば足を運んでほしい」と呼びかける。
開催時間は9時~16時。入場無料。雨天時は11月26日に延期。