九州佐賀国際空港駐機場に航空3社の旅客機 ティーウェイ航空期間限定増便で

九州佐賀国際空港駐機スポットにティーウェイと全日空、エリアを離れる春秋航空日本の旅客機

九州佐賀国際空港駐機スポットにティーウェイと全日空、エリアを離れる春秋航空日本の旅客機

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 九州佐賀国際空港(佐賀市川副町犬井道)駐機場に12月26日、全日空、春秋航空、ティーウェイ航空の旅客機が並んだ。

駐機スポットにティーウェイ、着陸後の全日空、同機のエプロン入りを待つ春秋航空日本の各機

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 佐賀~仁川便を運航する韓国の格安航空会社(LCC)「ティーウェイ航空」は12月21日から、これまでの火曜・金曜・日曜の週3便に加え、月曜・水曜・土曜の3便を増便し、週6便を運航する。

 増便分のうち、仁川から14時25分到着し15時25分に仁川へ出発する便の初日となったこの日の佐賀空港では、14時50分出発の春秋航空日本の成田行きの飛行機がスポットを離れ動き始める出発が遅れた。

 同空港は航空機の離着陸の前後に機体を駐機場に移動させる誘導路をメインの滑走路と兼用している。その関係で春秋航空日本機は、羽田から15時10分に「到着」予定の全日空機の着陸を優先させるため、スポットの入り口で待機した。

 全日空機が滑走路から駐機スポットに入った瞬間、別のスポットで出発を待つティーウェイ機と合わせて3社の旅客機が駐機エリアに並んだ。佐賀県空港課によると、大幅に運航ダイヤが乱れた時以外で同空港に3社の旅客機が並ぶことは珍しいという。

 空港関係者は「午前中に発着する水曜と土曜の増便分と違い、月曜日の増便分は期間限定ではあるが、今日のように3社の飛行機を同時に見る機会が多くなると思う。平行誘導路がない現在の当空港では発着の集中でお待たせすることになってしまうが、今後の整備で利便性を高めていき、さらなる増便につなげていきたい」と話す。

 ティーウェイ航空の増便運航は2017年3月1日まで。

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