カフェ「かたち」(佐賀市唐人2)が6月6日、佐賀市中央通り沿いにオープンした。
「nanaroku pain(ナナロクパン)」(同)が経営し、5月21日に閉店したカフェ「orutana(オルナタ)」跡に武富椋子さんが開いた。江北町出身の武富さんは牛津高校で食品調理を学んだ後、名古屋の百貨店やカフェ、イタリアンで接客経験や飲食経験を積んだ。佐賀に戻った後、江北町や大町町のカフェを経て、ナナロクパンが経営するカフェ「need」などに勤務した後、昨年11月、オルタナのスタッフになった。以前から独立を考えていた武富さんはナナロクパンの社長から、オルタナ閉店後の物件使い、居抜きでの出店提案を受け、店を開いた。席数は、カウンター4席、テーブル10席。
ランチタイム(11時~14時)のメニューは、農業を営む武富さんの実家の米を使った定食を用意。「ルーロー飯」「サバの南蛮漬け」(以上1,100円、250円追加でドリンクセット、400円追加でデザートセット)などを用意し、不定期に入れ替える。金曜・土曜の17時~21時にも定食を用意。スイーツメニューは、マフィン(350円~)やアフォガード(450円)、フルーツセリーとミルクプリンを重ねた「2層ゼリン」(520円)など。アメリカーノ(450円)やカフェラテ(500円)、カフェモカ(520円)などのドリンクメニューも用意する。
武富さんは「オルタナの閉店から、この店のオープンまで時間が短く、開店準備や仕込みでバタバタだったが、お客さまにも恵まれ、ようやく慣れてきた。自分が作ったものをおいしいと言ってもらい、今後、米などの販売や焼き菓子のテイクアウト販売など、やりたいことを形にしていき、この店が誰かのすてきな居場所になれれば」と話す。
営業時間は11時~19時(金曜・土曜は22時30分まで)。月曜定休。