JR佐賀駅からSAGAサンライズパークに通じる市道三溝線「サンライズストリート」に整備するポケットパーク予定地で6月17日、にぎわい創出を目指す実証実験が始まった。
2024年に佐賀県内で開催される「国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会」に向けて整備され、5月13日にオープンしたSAGAアリーナなどで構成するスポーツ施設「SAGAサンライズパーク」。サンライズストリートを通り同施設へ向かう来訪者が「居心地よく、歩きたくなる空間」とするため、佐賀市は、通りに3カ所、地域住民によるおもてなし活動や休憩所、学生などの活動拠点となるポケットパークの整備を進めている。
この日、実証実験として運用を始めたポケットパークは、佐賀駅北口から約500メートルの位置にある元民間用地。今後、植栽やベンチ、トイレの整備を予定しているが、整備に先立ち、SAGA アリーナでの大規模コンサート開催日に合わせて、PRブースとして利用できる移設可能な冷房付きラッピングトレーラーハウスやキッチンカー、ガーデンファーニチャーを設置し、佐賀中心街の利用できるグルメクーポン券を配布。にぎわい創出につながるかを検証するという。
SAGAアリーナでは6月17日・18日、同アリーナ初の音楽ライブとなるB’zの全国ツアー「B'z LIVE-GYM Pleasure 2023-STARS-」が行われ、佐賀駅から徒歩で会場に向かう客の一部が同パークを利用した。7月1日・2日にはNiziU「Live with U 2023『ココ!夏Fes.』」の開催が予定されている。
実証実験は7月17日まで。