マルシェイベント「アウトドアヌマンデー」が6月11日、さが水ものがたり館・石井樋周辺で開催される。主催は同館を運営するNPO法人「嘉瀬川交流軸」。
国土交通省の「河川敷地占用許可準則」が2011(平成23)年8月の一部改正により、事業者が地域再生などの目的で河川敷地を利用できるようにすることで、河川敷地をにぎわいのある水辺空間としての活用できるようになったことから、同所では2019年度に「石井樋周辺利活用及び管理検討会」を設置し、周辺利活用について検討している。併せて、同館に隣接する嘉瀬川河川敷で社会実験として、無料で利用できるキャンプ場の運営を始めたが、民間事業者の活用を増やすための社会実験としてマルシェイベントを開く。
今年2月に続き2回目となる今回は、飲食やキッチンカー7店舗、雑貨6店舗に加え、カヌーやSUP、キャンプ火おこしなどの体験を提供する9店舗が出店。音楽ステージイベントも用意する。
同NPO事務局長の宮崎将和さんは「タイトルの『ヌマン』には、『沼にはまって動けなくなるほど魅力的なイベント』の意味を込め、子どもも楽しめるマルシェを通じてアウトドアの沼にハマってもらいたい。さまざまな年齢層や趣向に合わせて、これからも外遊びが楽しめるようなマルシェイベントを作っていきたい」と話す。
開催時間は11時~15時。雨天中止。