弁当・総菜店「カレルモスト」(佐賀市神野東1、TEL 0952-37-8666)が佐賀駅北にオープンして2カ月がたつ。
洋食店や豚カツ店などチェーン店に勤め、全国各地の店舗で約20年の経験を積んだ道田栄治さんが今年4月末に前職を退職し、6月1日に開いた。道田さんは「新型コロナでの飲食業界の変化を踏まえて、独立してテイクアウト店で挑戦したかった」と振り返る。店名は、旅行で訪れたチェコ・プラハ旧市街の橋の名前から取り、「人と人、街と街をつなぐ店にしたい」との意味を込めた。
ラインアップは、「玉ねぎのフレンチドレッシング」や「レモンのクリーミードレッシング」などの自家製ドレッシングを使ったサラダバー(100円~)をメインに、「とろーり玉子オムライス」(ケチャップ=600円、デミ=700円、めんたいクリーム=730円)、「ニラ玉麻婆(マーボー)オム」(800円)のオムライスメニュー、「生姜(しょうが)焼き丼」「豚ロースかつ丼」(以上700円)などの丼メニュー、「日替わり弁当」(500円)や「コロッケ弁当」(530円)など15種類の弁当を用意する。毎月29日の「肉の日」には「ロースカツ」を数量限定の割引価格で提供するなどのイベント日も設定。オードブル(5,000円~)にも対応する。
道田さんは「オープン当初はトッピング形式だったサラダの提供を変えるなど改善を重ねている。『本日のサラダ』を用意したり、月ごとに自家製ドレッシングのラインアップを変えたりと工夫していきたい。新型コロナが落ち着いたら、シニアのお客さんに店内でくつろいでもらえる空間を作りたい」と話す。
営業時間は11時~21時。日曜は事前予約のみ対応。