釣具買い取り専門店「ウルラボ 佐賀店」(佐賀市本庄町本庄)店長の池松孝紀さんがこのほど、メッシュターポリン素材で作ったフィッシングメジャーを開発した。
ターコイズブルーとシトラスオレンジの2色を用意したフィッシングメジャー
小学生時代に友人からの誘いがきっかけで釣りを始め、釣り歴20年を超える池松さん。SNSで釣り上げた魚を見る機会が増えたことで、魚の生態や扱い方、釣りのマナーなど、魚や釣りのことを知ってもらい魚や釣りをもっと好きになってもらいたいと、釣りに関するアイテムをフィッシングギアブランド「SeaeS(シーズ)」を立ち上げた。開発したフィッシングメジャーを現在、同ブランドで販売している。
メジャーには、メッシュタイプのポリエステル系繊維を樹脂コーティングしたメッシュターポリン素材を使用。メッシュ加工を施した。計測サイズ80センチ(3,300円)と同130センチ(3,850円)の2種類で、色もターコイズブルーとシトラスオレンジの2種類。合わせて4種類を用意する。横幅20センチを計れる目盛は大きくした。
計測する際はメジャーを水に浸して使うことを推奨。魚にかかる負担を抑える。巻き物のように収納できるストラップも付けた。池松さんは「水の中で生きる魚を日が当たるアスファルトの上に置くと、やけどで死につながることもある。重大なこと」と説明する。
池松さんは「釣り人にとってよりよいスタイルを提案しようと開発したフィッシングメジャー。フィッシングスタイルのアクセントになればと、シンプルさとカラフルさを併せ持つデザインにした。釣りに関するアイテムを通して、釣りの世界を広げていきたい」と話す。
クラウドファンディングサイト「マクアケ」で販売している。3月18日まで。