西日本鉄道(福岡市博多区)が3月1日、佐賀~福岡天神・福岡空港間を含む同社グループが運行する高速バスで運賃見直しや運賃制度の変更を実施する。
2月末で販売を終了する「わかくす号」14枚つづり回数券「福岡天神きっぷ」
新型コロナウイルス感染症の影響を含む環境の変化を受け、収支改善を目指し、路線を維持するため、片道運賃を値上げし、割引乗車券や企画乗車券の改廃を実施する。
「わかくす号」の佐賀駅バスセンター~天神高速バスターミナル間を1,050円から1,100円に改定。同区間の「往復・ペア乗車券」を「2回回数券」と改め、運賃は1,880円から紙券が2,100円に、同回数券は高速バス乗車券アプリ「バスもり!」で新たに購入可能となり、運賃が2,000円となる。「4枚回数券」は3,460円から紙券が3,800円に、乗車券アプリ「バスもり!」の運賃が3,600円となる。14枚つづり回数券「福岡天神きっぷ」(1万480円)は廃止する。「わかくす号定期券」(1カ月3万1,430円)は据え置く。
佐賀駅バスセンター~福岡空港間は1,260円から1,300円に改定。同区間の「往復乗車券」を「2回回数券」と改め、運賃は2,250円から紙券が2,500円に、乗車券アプリ「バスもり!」の運賃が2,400円となる。「4枚回数券」(3,990円)は廃止する。
2月28日までに販売した乗車券・回数券は、利用日が3月1日以降の場合でも有効期限内であれば追加運賃なしで利用可能という。