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佐賀県と「スノーピーク」が包括連携 アウトドア体験提案する「オープンエア佐賀」推進

(左から)「吉野ヶ里歴史公園」で行われた連携協定締結式に臨む「スノーピーク」山井太会長、佐賀県・山口祥義知事

(左から)「吉野ヶ里歴史公園」で行われた連携協定締結式に臨む「スノーピーク」山井太会長、佐賀県・山口祥義知事

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 佐賀県と、アウトドアメーカー「スノーピーク」(新潟県三条市)が4月21日、新型コロナウイルスの感染リスクの少ないスタイルとして、さまざまなアウトドア体験を提案する佐賀県の取り組み「OPEN-AIR(オープンエア)佐賀」の推進に関する包括連携協定を締結した。

「吉野ヶ里歴史公園」開園20周年記念セレモニーに出席した「スノーピーク」山井太会長、佐賀県・山口祥義知事ら

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 スノーピークは2016(平成28)年から、各地の自治体や企業などと包括連携協定を締結し、これまでに培ってきたアウトドアの知見と各地の地域資源を活用した「野遊び」体験や拠点の開発、地域の歴史や食、伝統文化、産業などを発掘し、リデザインする商品開発、モニタリングキャンプなどの地方創生事業に取り組んでいる。

 同社によると、佐賀県には有明海と玄界灘という特徴的な海や、脊振山脈と広大な佐賀平野などの豊かな自然と、弥生時代の遺跡を公園化した吉野ヶ里歴史公園や、佐賀城の本丸を復元させた佐賀城本丸歴史館を通じて歴史を体感できる地域としており、佐賀県の「OPEN-AIR」の取り組みに共感したことから、今回の協定締結に至ったという。同社が締結する包括連携協定は佐賀県で20例目。

 今後両者は、吉野ケ里歴史公園での「野遊び」の共創や、ワーケーション・キャンピングオフィスの展開、佐賀の伝統産業との連携、防災意識醸成のための企画運営、助言などを通じて、県の歴史や自然に焦点を当て、価値の再活性を図り、魅力向上を目指すという。

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