佐賀市出身のお笑い芸人・はなわさんが佐賀市プロモーション大使に就任し、委嘱式が3月1日に佐賀市役所で行われた。
佐賀市の秀島敏行佐賀市長から同市プロモーション大使の委嘱状を受け取るはなわさん
佐賀市プロモーション大使は佐賀市が同市出身者やゆかりのある著名人を通じて同市の魅力を広く発信し、認知度やイメージアップを図るために制定したもの。
2003年に「佐賀県」を大ヒットさせ、首都圏で行った佐賀のイメージを尋ねるアンケートで温泉を抑え1位になるなど佐賀の顔として定着しているはなわさんが、2月18日に就任したタレントの優木まおみさんに引き続き2人目の大使となった。併せて、はなわさんは同日公開された同市の情報をウェブマガジンのかたちで発信する「SAGAMAGA」のPR隊長も務める。
式では佐賀市の秀島敏行市長がはなわさんに佐賀市の特産品・名尾和紙で作られた委嘱状を手渡した後、牛肉やのり、旬の野菜の詰め合わせなど佐賀市の特産品を贈った。
「『佐賀県』が大ヒットした13年前から、いつか恩返しがしたいと、ずっと思っていた」というはなわさんは「ついにこの時が来た。佐賀のネガティブなイメージを払拭(ふっしょく)し、佐賀のいいところをポジティブにアピールしていきたい。期待してほしい」と意気込みを見せた。現在、ポジティブな佐賀の楽曲を「鋭意制作中」だという。