佐賀市柳町のものづくりカフェ「こねくり家」(佐賀市柳町4)で5月21日、佐賀で活動するクリエーターのプレゼン交流会「10 Minute Talks」が開かれた。
「ふるさとソーシングSAGASO」 コーディネーター 堤洋平さん
佐賀のクリエーターをつなぎ、首都圏など佐賀県外の制作プロジェクトの共同受注を目指して2015年4月に発足した「ふるさとソーシングSAGASO」。佐賀市と佐賀商工会議所が県内外のネットワーク作りを担当し、首都圏などのウェブサイトの受注実績を持ち、同カフェも運営するIT企業「EWMファクトリー」(佐賀市天神3)がシステム構築とコーディーネートを担当した。
クリエーターからの同システムへの登録希望を基に面接を担当する「EWMファクトリー」リバース・イノベーショングループの堤洋平さんが今回、佐賀の新たなクリエーター発掘とプレゼンテーション機会、クリエーター同士の横のつながりを作りたいと同交流会を企画した。
当日は8人が登壇し、「デザイナーが捉える地方でのブランディング」や「ママ友によるベビー用品の製作・販売事業」、工作機械を備えた実験的市民工房「FabLab Saga」などを発表。10分で伝わるプレゼンテーションを磨き合った。
堤さんは「佐賀で活動するクリエーターそれぞれのスキルを把握して、プロジェクトを受注できるコーディネーターを目指したい。これにつながるイベントや勉強会を随時行いたい」と意欲を見せる。
現在、佐賀を拠点に活動するデザイナーやエンジニア、カメラマンやライターなどクリエーターの同システムへの登録を募っている。