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佐賀県警察採用パンフレットが話題に SNSで「西部警察を思い出す」とコメントも

佐賀県警察官募集ポスターを手に採用への応募を呼び掛ける女性警察官

佐賀県警察官募集ポスターを手に採用への応募を呼び掛ける女性警察官

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 佐賀県警が現在配布している「2019年警察官募集パンフレット」のデザインが、テレビドラマ「西部警察」を思い出すとSNSで話題になっている。

2017年に佐賀県警職員がデザインし、話題になった「警察官大募集!!」のバナースタンド

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 今年は、10月1日採用の「警察官A特別」と来年4月1日採用の「警察官A」「警察官B」の採用試験を予定する同県警。警務課採用係長の古川慎二警部補によると、ここ数年、民間企業の採用が積極的になっていることもあり、県警採用試験への応募が減少傾向にあるという。警察官募集について分かりやすく伝え応募してほしいと、今回、県警からのメッセージを強く発信するためのパンフレットを製作した。

 表紙は、「佐賀県警」の文字を特徴的なフォントで表現し、燃え上がる炎を背景に現職の警察官10人がりりしく並び、「社会への貢献 誰もが活躍する土壌 佐賀県民からの感謝…」とメッセージを載せた。中身は、表紙に登場した警察官それぞれの仕事に親しみを持ってもらえるよう、主な業務と仕事の魅力、プライベートも含め、複数の写真で紹介した。

 3月に配布を始めた後に各地で開いた今年の採用説明会では、例年に比べ今年のパンフレットの配布率が高くなったほか、合同説明会では他の企業や他の県警察の担当者が「来年以降の参考に」とポスターの写真を撮ることも多いという。

 佐賀県警察公式ツイッターで紹介したほか、ユーザーの一人が「よく、コレ 企画制作が通ったなぁ…」とパンフレットを写真付きでツイートしたところ1500を超えるリツイートと2100を超える「いいね」を集め、「(1979年~1984年に放送された)『西部警察』を思い出させる」といったコメントも複数寄せられた。

 古川さんは「今回のパンフレットは警察内でも評判がよく、職員の仕事紹介ページは自分たちの仕事へのモチベーションアップにもつながった。就職の相談を両親にもしているという情報も聞き、親世代にもこのパンフレットが伝わって、多くの応募につながってほしい」と期待を寄せる。

 今年10月1日採用の応募受付は終了したが、来年4月1日採用の応募受付は、大学既卒者と卒業見込み者が5月7日から、大学卒業者以外が8月19日から、それぞれ応募受付を開始する。

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