佐賀市中心街の「エスプラッツホール」(佐賀市白山2)で6月17日、「第5回 Happy Yosakoi Saga(ハッピー・よさこい・さが)」が開かれる。
実行委員長の鳥山久美子さんは過去に携わったボランティア活動の一環でよさこいを踊った経験から、よさこいで社会貢献につながればと2005年に佐賀のよさこいチーム「嘉人恋(がじんれん)」に加入。県内外のイベントや福祉施設の祭りへの出演など活動を続けてきた。「チームに所属していない人や未経験の人でも楽しく踊れる場を設けたい」と2014年に同イベントを企画し、年1回開催。「屋内で行うよさこいイベントは比較的珍しいこともあり、小さな子どもがいても安心して参加できる、天候の心配がいらない、アットホームで楽しいなど喜んでもらっている」という。
当日は2部構成。年齢や性別問わず誰でも参加できる第1部「総踊りレクチャー会」では、佐賀のよさこいチームによる指導の下、歌詞に佐賀の七賢人が登場する演舞曲「BANG!!(バン)バンザイ」の踊り方を学ぶ。参加者は8月4日・5日に佐賀市中心部で開かれる「佐賀城下栄の国祭り」にチーム「はぴよさ」として出演できる。第2部の「よさこい演舞」では、佐賀、福岡、長崎、熊本、大分、鹿児島、山口の20チームが演舞を披露する。
鳥山さんは「『総踊りレクチャー会』は、技術よりも楽しく踊ることを大切にしており、これまで2歳の子どもから70代の方まで参加したこともある。未経験でも気軽に参加してほしい。『よさこい演舞』は、チームそれぞれに個性があり見応えのあるステージになると思う。今後も『はぴよさ』を通してよさこいの魅力を多くの人に伝え、人の『和』を広げ、地域おこしや良い世の中づくりにつなげていきたい」と話す。
開催時間は、第1部=10時10分~11時50分、第2部=12時20分~17時。第1部の参加費は大人・高校生=1,000円、小学生・中学生=500円。参加申し込みはメール(happyyosakoi@gmail.com、鳥山さん)で受け付ける。第2部は、事前申し込み不要、観覧無料。