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佐賀・伊勢神社で「伊勢大神宮大祭」 「九州のお伊勢さん」で商売繁盛祈願

昨年の伊勢大神宮大祭「建国祭」の様子

昨年の伊勢大神宮大祭「建国祭」の様子

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 佐賀市の伊勢神社(佐賀市伊勢町)で2月10日・11日、「伊勢大神宮大祭」が行われる。

昨年の「大祭」 祈願祭の様子

 1544(天文13)年、肥前田手(現在の吉野ヶ里町田手)に住む杉野隼人が伊勢神宮を50回以上参ったことから、伊勢皇大神宮から分霊を許され、現在の吉野ヶ里町三田川に「田手皇大神宮」を建立。その後、佐賀市鍋島町蛎久に移された後、1605(慶長10)年、佐賀城建築と長崎街道整備に合わせ、現在の地に神霊を移す「遷宮」されたという同神社。同神社によると、伊勢大神宮の分霊は全国で同神社のみで「九州のお伊勢さん」と呼ばれているという。

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 「大祭」の始まりは1884(明治17)年、米取引を行う「佐賀米会所」が設立された際、米穀商が「伊勢講」という団体を結成、毎年2月11日に伊勢神社前で米相場を立て取引を行い、商売繁盛、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願、売買手数料の一部を神社維持費に充てるようになったことから。年々盛んになる中で米穀商以外の他商工業者も参加するようになり、「伊勢講」は現在の「佐賀商工会議所」の母体になったという。神社の維持組織はその後「伊勢神社奉賛会」になり、1923(大正12)年に「伊勢会」を結成。昨年2月から1年間の祭典行事は、広告代理店「エンターアイ」の松尾政信社長が大神を務める第96代が行ってきた。

 今年の「大祭」は、10日の「前夜祭」に火入れ式やお迎え式を行い、11日は深夜0時から建国祭、早朝から伊勢会祭、諸祈願祭、第97代へのバトンタッチを行う通渡し神事を行う。11時と13時には福伊勢餅投げ大会も予定。

 宮司の古川和生さんは「これがないと新年が迎えられないといえる貴重な行事。商売繁盛、五穀豊穣、子宝安産、進学合格など多くの人に祈願に来てほしい」と話す。

 催行時間は10日17時~11日15時。

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