「神野(こうの)公園こども遊園地」(佐賀市神園4、TEL 0952-30-8461)で現在、冬の親子連れ向けに「あったか焚火(たきび)体験~親子でほっこり冬のひととき~」が期間限定で行われている。
神野公園は、1846年に佐賀藩十代藩主・鍋島直正公の別邸として造られ「神野のお茶屋」と呼ばれた歴史的な公園。1923(大正12)年には佐賀市が寄贈を受け、1964(昭和39)年には公園南側のエリアにこども遊園地を開設。現在は遊具製造・設置、点検補修を手掛ける「ハウツ」(福岡県大野城市)が運営する。
同園では、昭和時代から稼働するミニジェットコースターやチェーンタワーなどの遊具に加え、季節ごとにその季節感を感じることができるイベントを行い、地元・佐賀に加え福岡や長崎など近隣県から親子連れを中心とした来園で、入場者数が増加しているという。今回、入場者数が落ち込む冬に「季節を感じてもらえる新たな企画を」と、親子連れ向けのたき火体験を始めたという。
体験メニューは、火おこしとマシュマロ焼きのほか、たき火で沸かしたお湯でココアやコーヒーを楽しむ。たき火に必要な道具やまきは遊園地が用意する。
林直輝副園長は「たき火に必要な道具は我々が準備するので、手ぶらで来園してもらい、遊具などと併せて遊園地を楽しんでもらえるので、ぜひ体験してほしい」と話す。
体験料金は1組3,000円(6人まで)。実施時間は土曜・日曜・祝日の11時~13時、13時30分~15時。前日11時までに要予約。来年3月1日まで。