買う

小城「おりしまそうこ」が1周年、米・卵卸売「肥前糧食」が倉庫の一部改装

「ORISHIMA Soco」を運営する「肥前糧食」の江島茜副社長

「ORISHIMA Soco」を運営する「肥前糧食」の江島茜副社長

  • 1

  •  

 県道48号線・佐賀外環状線沿いの米と卵の直売所「ORISHIMA Soco(おりしまそうこ)」(小城市三日月町織島)が11月8日に1周年を迎えた。

「ORISHIMA Soco」の店内

[広告]

 米殻や鶏卵、飼料などの卸売販売業を営む「肥前糧食」(同)が昨年11月に開いた直売所。同社は、米の仕入れから精米、梱包を一貫して手がけるほか、卵は契約農場に加え、2014(平成26)年から直営農場を運営。現在、鹿島市、長崎県島原市、佐世保市に農場を構え、各地から集まった卵を洗浄、検査、パック詰めを行い、それぞれスーパーや学校、病院などに納めている。「作り手の現場の思いを直接伝え、消費者に必要とするものを届ける場をつくりたい」と、昨年11月、同社近くの倉庫の一部を改装し、直売所を開いた。

 店内では、自社精米した米「夢しずく」「さがびより」や、「大きな赤たまご20個」(660円)など自社検品などを行なった商品、自社農場の卵を使ったプリンなどのスイーツなども販売する。

 江島茜副社長は「直売所を設けたことで、改めて、お客さまが価格に敏感になっていることを直接感じる。この場を生かして、価格ではなく価値で勝負できる商品を考えていきたい。現在は物販のみの店舗だが、いずれ、お米や卵を使った飲食の提供も目指したい」と話す。

 営業時間は10時~16時。日曜・祝日定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース