
佐賀県内の公共空間活用を目的に行われた講座「公共空間×オトナ実験室」の参加者が企画したトライアルイベント「おとなこどもランド」が3月22日、佐賀市内の3カ所で開催される。会場は、佐賀県庁周辺の芝生広場「ARKS(アルクス)」、「こころざしのもり」(佐賀市城内2)、佐賀県立博物館・美術館南側広場「SAGA ART PATH(サガアートパス)」(城内1)。
イベントを主催した佐賀県まちづくり課は、利用者目線に立った公共空間の整備と、公園や広場、歩道などの公共空間をより使いやすくするためのさまざまな取り組みを行っている。一方、規定が厳しく、手続きが難しいと思われている公共空間の活用した企画やイベントに挑戦するきっかけを作ろうと、講座とワーク、トライアルイベントの実施を組み合わせたプログラム「公共空間×オトナ実験室」を企画。
2月8日、まちづくりプロジェクトを手がける「グランドレベル」の田中元子社長を講師に、20~50代の9人が公共空間活用について学び、今回のイベント「おとなこどもランド」の企画・準備を進めてきた。
当日は、「子どもの頃の夢をかなえるために大人が公共空間で遊ぶ」をコンセプトに、ハンドメードマルシェ「サガ ミリョク 研究所マルシェ」や「おとなこどもスタンプラリー」、ネイチャーゲーム「春さがし こころざしのもり」、芝生の上のアート制作「芝生の上で、塗って・書いて・ちぎって・あそぼう!」、表現あそび「ことのはさがし」、鬼ごっこイベント「ポップ・バルーン」、スケッチイベント「スケッチ日和@こころざしのもり」、お絵描きイベント「よかーごと!踊れるお絵描きの森!」の8種類のイベントを同時開催する。
開催時間は10時~16時。入場無料。雨天時は佐賀県庁新館1階・県民ホール、旧さがレトロ館で開催する。