見る・遊ぶ

吉野ケ里町・日本茶栽培発祥の地「松隈竹林」でお茶・着付け・地酒ツアー

「五感を開放する竹林体験」ツアーで行う、竹林での着物着付け体験のイメージ

「五感を開放する竹林体験」ツアーで行う、竹林での着物着付け体験のイメージ

  • 0

  •  

 吉野ケ里町松隈地区の「松隈竹林」でお茶体験や着付け、地酒と食事を楽しむツアー「五感を解放する竹林体験」が11月10日、開催される。

10月に開催されたお茶の体験ツアー「開運祈願とお茶の歴史ワーク」の様子

[広告]

 地域の戦略支援や6次産業化支援を手がける「エコバイ」(福岡市中央区)が企画し、「ティーアイプロジェクト」(同)が催行する同ツアー。松隈地区は、臨済宗の開祖「栄西禅師」が1191年に脊振山山麓にあった「霊仙寺」内の石上坊の庭に日本で始めて茶の種をまいたことから、現在の日本茶栽培の発祥の地とされている。栄西にちなんで栽培されている「栄西茶」は高齢化で生産者が減っていることから、現在、元東脊振村村長で茶の生産者でもある多良正裕さんが中心となって取り組む品種の維持活動にエコバイが協力し、イベントなどを企画している。6月にはお茶会「栄西禅師顕彰茶会」を開いたほか、10月には松隈地区活性化協議会が主催したお茶の体験ツアー「開運祈願とお茶の歴史ワーク」を企画・運営した。

 当日は、9時50分に福岡市中央区天神に集合し貸し切りバスで松隈地区へ移動し、松隈地区で10時40分に現地集合する参加者と合流。地酒と地元食材の昼食、竹林の中での抹茶の呈茶やプロカメラマンが撮影する着物の着付け体験、竹を使った花瓶などの制作、自然の竹を利用した創作楽器で演奏する合奏団「吉野ヶ里バンブーオーケストラ」の演奏を楽しみ、松隈地区からの参加者は15時解散。天神からの参加者はバスで戻り16時に解散する。

 エコバイの日小田知彦社長は「松隈竹林の中で、お茶や地酒を楽しんで五感を解放してほしい」と参加を呼びかける。

 参加費は1万5,000円(現地合流者参加費は7,500円)。定員45人(最少催行人数25人)。予約はティーアイプロジェクトのメールと電話で受け付ける。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース